ワード(Word)の画面に表示しておくべきもの
編集記号
全角スペースを示す[ □]、半角スペースを示す[ ・]、タブを示す[ →]などは編集記号と呼ばれるものです(印刷されません)。
編集記号の表示がオフのままだと、「空間が[スペース]によるものなのか、[タブ]によるものなのか」を一目で把握することができません。
自分で作った文章なら把握できるかもしれませんが、他人が作った文章を再利用する際には、スムーズに編集できなかったり、目的の状態にするのに手間取ったりして、時間を浪費してしまいかねません。
[ホーム]タブに[編集記号の表示/非表示]というボタンがあり、ワンクリックで操作できますので、オンにしておくことをおすすめします。
ルーラー
段落の始まりが[左インデント]なのか[スペース]なのかを判断することや、[字下げ]や[ぶら下げ]が設定してあるのかを判断することにも役立ちますが、なんといっても、[左揃えタブ]や[右揃えタブ]がワンクリックで入れたり、位置を調整したりするのに役立ちます。
ルーラー
知っておくと便利なテクニック!
名前を付けて保存のショートカットキー[F12]
上書き保存のショートカット[Ctrl]+[S]キーは、使っている人をよく見かけますが、[名前を付けて保存]ダイアログボックスを開くショートカットキー[F12](ファンクションキー)はあまり見かけません。
しかし、新規に文書を保存する際や、バックアップを保存しておきたいという際には、簡単に[名前を付けて保存]ダイアログボックスを表示できる[F12]はおすすめです。
繰り返しのショートカットキー[F4]
ワード(Word)、エクセル(Excel)、パワーポイント(PowerPoint)の作業する際に、直前にした操作と同じ操作を繰り返すことは多いと思います(例えば、フォントに色をつける、太文字にする、字下げを設定するなど)。
[F4]についての詳しい説明は、【7選】Excel、Word、PowerPointで大事なショートカットキーの記事をご覧ください。
デスクトップ画面を一瞬で表示できる[Windows]+[D]
ワード、メール、ウェブブラウザ、複数のフォルダなど・・・多くのウインドウを表示させている際に、ウィンドウをすべて非表示にしてデスクトップを表示するには、[Windows]+[D]を押します。
ちなみに、もう一度、[Windows]+[D]と押せば元の状態に戻せる優れものです。Desktopの[D]と考えれば覚えやすいのではないでしょうか。
段落番号、箇条書きのオート入力を解除する
ワード(Word)は、「私の思い通りに動いてくれなくてイライラする」、「勝手に○○する、いろいろしてくれなくていいのに」などと思ったことはありませんか。
この原因となるのが、多くの[オートフォーマット]、特に[入力オートフォーマット]ではないでしょうか。
その中でも、[段落番号]と[箇条書き]の[入力オートフォーマット]によるものが、私の周りでは「邪魔」という声をよく耳にします。
オート入力しないようにして、快適になったと実感していますので、[オート入力しない]ようにする方法を紹介します。
- [ファイル]タブ→[オプション]で、[Wordオプション]を表示します。
- [文章校正]→[オートコレクトのオプション]をクリックします。
- [入力オートフォーマット]タブの中にある[入力中に自動で書式設定する項目]の[箇条書き(行頭文字)]と[箇条書き(段落番号)]のチェックをはずす。
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