Excel(エクセル)で、「1行ごとの空白をなくしたい」と思ったことはありませんか?
この記事では、この作業が一瞬でできるExcelの便利機能の1つ、[ジャンプ機能]の使い方について紹介します。
ジャンプ機能を使って空白セルを選択する
空白を削除したい範囲を選択
空白を削除したい範囲が、列全体なら[Ctrl]+[Space]などと押し、列全体が選択してください。
行全体なら[Shift]+[Space]などと押し、行全体を選択してください。
それ以外の場合は、マウスなどを使って範囲を選択してください。
【方法1】条件を選択してジャンプを選択
[ホーム]タブの[編集]グループにある[検索と選択]をクリックし、[条件を選択してジャンプ]を選択します。
[選択オプション]ダイアログにある[空白セル]を選択し、[OK]をクリックします。
【方法2】選択オプションをキーボード操作で表示する
マウスを使わずキーボード操作で[選択オプション]を表示することもできます。
[Alt]→[H]→[F]→[D]→[S]と順番に押します(覚えるのは、最初に[Alt]を押すことだけ!あとは、リボンのところを見て表示される順番に押していきます)。
【方法3】[ジャンプ]ダイアログを開く方法もある
[ジャンプ]ダイアログを開くショートカットキー[Ctrl]+[G]と押します。
[ジャンプ]ダイアログが開くので、左下にある[セル選択]をクリックするか、[Alt]+[S]と押すと、上記の[選択オプション]ダイアログが表示されます。
選択した範囲にある[空白セル]が選択される
選択した範囲にある[空白セル]が選択されます。
選択した[空白セル]を一括削除する
選択した[空白セル]の上で右クリックして[削除]を選択するか、[Ctrl]+[-]と押すと、[削除]ダイアログが開きます。
上記のように、[空白セル]がタテ方向(列)に並んでいる場合は、[上方向にシフト]を選択し、[OK]をクリックします。
[空白セル]がタテ方法(列)に並んでいる場合は、[上方向にシフト]を選択し、[OK]をクリックします。
[空白セル]が削除される
[空白セル]が削除されます。
キーボード操作で選択、削除する
空白を削除したいデータ(値)がタテ方向(列)に並んでいる場合
空白を削除したいデータ(値)がタテ方向(列)に並んでいるときは、削除したいデータがある列のいずれかを選択し、
step
1[Ctrl]+[Space](列全体を選択)
step
2[Ctrl]+[G]([ジャンプ]ダイアログ)
step
3[Alt]+[S](セル選択を押下)
step
4[Alt]+[K](空白セルを選択)
step
5[Enter](確定)
step
6[Ctrl]+[-]([削除]ダイアログ表示)
step
7[U](空白セルを削除し上にシフト)
step
8[Enter](確定)
という手順で、キーボード操作で30秒とかからずに、空白セルを一掃できます。
空白を削除したいデータ(値)がヨコ方向(行)に並んでいる場合
空白を削除したいデータ(値)がヨコ方向(行)に並んでいるときは、削除したいデータがある行のいずれかを選択し、
step
1[Shift]+[Space](行全体を選択)
step
2[Ctrl]+[G]([ジャンプ]ダイアログ)
step
3[Alt]+[S](セル選択を押下)
step
4[Alt]+[L](空白セルを選択)
step
5[Enter](確定)
step
6[Ctrl]+[-]([削除]ダイアログ表示)
step
7[L](空白セルを削除し左にシフト)
step
8[Enter](確定)
という手順で、キーボード操作で30秒とかからずに、空白セルを一掃できます。
選択した範囲にある[数式]を一瞬で選択するテクニック
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数式が瞬時に選択できる!Excelのジャンプ機能は超便利
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