Excel(エクセル)で作成した数式は残して、直接手入力した数値だけをまとめて選択し、削除するテクニックを紹介します。
例えば、次のような販売拠点別に、各月の売上実績を一覧にした表があるとします。
この表の、赤の塗りつぶし部分が直接手入力された数値です。
この部分だけを一括選択し、削除する方法です。
直接手入力した数値だけを選択する
表全体を選択する
表全体を選択するには、表の中(データのかたまり)のいずれかを選択している状態で、[Ctrl]+[A]と押します。
(ここでは、D4セルに選択している状態で、[Ctrl]+[A]と押しました。)
テクニック
表を選択するショートカットキー[Shift]+[Ctrl]+[*]でも選択できます。
[ジャンプ]ダイアログを開く
次に、ジャンプダイアログを開くショートカットキー、[Ctrl]+[G]もしくは、[F5](ファンクションキー)を押します。
ジャンプダイアログが開くので、左下にあるセル選択をクリックするか、Alt+Sと押します。
すると、選択オプションダイアログが表示されます。
条件を選択してジャンプを選んでもOK
または、ホームタブの[編集]グループにある検索と選択ボタンをクリックし、条件を選択してジャンプを選びます。
[選択オプション]ダイアログ
選択オプションダイアログにある定数と数値を選択し(文字、論理値、エラー値のチェックをはずす)、OKをクリックします。
選択した範囲にある数値が選択される
選択した範囲にある数値(定数)だけが選択されます。
削除する
Deleteを押すと、直接手入力した数値だけが削除されます。
Excelファイルを提供する際などに、きちんと数値(定数)に変換されているか、数式が残ったままになっていないかをチェックするときにも使えるテクニックです!
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