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Excelのセル内改行のやり方とCHAR関数(キャラクター)を使うテクニック

この記事では、Excel(エクセル)のセル内で改行するやり方と、セルの書式設定「折り返して全体を表示する」で改行する方法、そして最後に、CHAR関数を使って改行するテクニック紹介します。

Excelのセル内で改行する方法

手動でセル内改行する方法

今、郵便番号で改行したいとします。

郵便番号で改行したい

 

Excel(エクセル)のセル内で改行をするには、改行したい文字列改行したい位置にカーソルを合わせて[Alt]キーを押しながら、[Enter]キーを押します([Alt]+[Enter])。

改行したい位置にカーソルを合わせて[Alt]+[Enter]

 

郵便番号で改行できました。

郵便番号で改行できました

 

セルの書式設定「折り返して全体を表示する」で改行する方法

長めの文などは、セル幅をはみ出てしまうことがあります。

セルの幅に収めたい

 

こんなとき、セル幅に合わせて改行する(折り返す)には、改行したいセルを選択して、[セルの書式設定]ダイアログボックスを開くショートカット[Ctrl]+[1]を押します。

そして、[配置]タブの[文字の制御]にある、[折り返して全体を表示する]チェックをつけて、[OK]を押します。

[折り返して全体を表示する]にチェック

 

すると、セル幅に合わせて改行されます。

セル幅に合わせて改行されました

 

この場合、行の高さ(幅)が足りないので広げます。簡単に広げる方法としては、広げたいセル(行)の行番号の下辺をダブルクリックします。

行番号の下辺をダブルクリック

 

マウスを使わないやり方としては、広げたいセルを選択し、[Alt][H][O][A](「Alt ほあ!」)と順番に1つずつ押します(行の高さの自動調整)。

行の高さの自動調整

 

※余談ですが、列の幅の自動調整は、[Alt][H][O][I](「Alt ほい!」)と順番に1つずつ押します。

 

いずれの方法でも、行の高さが自動調整され、全体が見えるようになります。

行の高さが自動調整されました

 

CHAR関数を使って改行する方法

CHAR関数(キャラクター関数)を使うことでも改行することができます。

CHAR関数は、[=CHAR(文字コード)]という形で使用します。

文字コードには、さまざまな種類がありますが、セル内改行の文字コードは、[10]ですので、[CHAR(10)]という形で使用します。

 

今、C1セル上段をA1セルの郵便番号(〒160-0022)とし、改行して、下段をB1セルの東京都新宿区新宿1-2-3にしたいとします。

郵便番号で改行したい

 

文字列結合の演算子[&(アンパサンド)]を使って、C1セルを、[=A1&CHAR(10)&B1]とします。

C3を[=A1&CHAR(10)&B1]とする

 

すると、郵便番号で改行できます。

郵便番号で改行できました

 

ここでの注意点として、C1セルは、セルの書式設定の「折り返して全体を表示する」が有効(チェックマークが入っている状態)でなければなりません。

改行されない場合は、「折り返して全体を表示する」が有効になっているかどうか確認しましょう。

 

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