Excel

データの高速入れ替えは[Shift]キーを押しながらドラッグ【Excel】

「こっちの項目を上にしよう」「いや、やっぱりこっちの行を上にしたほうがわかりやすいかな」ー。

Excelで表やデータを作成するときには、必ずといっていいほど、このような試行錯誤がありますよね。

あなたは、データを並び替えるときに空白行や列を挿入し、そこに入れ替えたいデータをコピペしたり、移動したりしていませんか?
もしそうなら、いますぐ[Shift]キーを押しながらドラッグを使ってみましょう!

[Shift]キーを押しながらドラッグ

[Shift]+ドラッグでデータを入れ替える

まずは、単体のデータを入れ替えてみます。
B5セルの「大阪」を、B3セルの「京都」とB4セルの「福岡」の間に移動してみましょう。

この場合は、B5セルの「大阪」を選択し、[Shift]キーを押しながら、B5セルの(緑色の)外枠部分をつかんでB4セルとB3セルの間にドラッグします

セルの外枠部分をつかむ

 

すると、四角形だった緑色の枠が平べったい「H」形に変わり、B3セルとB4セルの間に表示されます。
この平べったい「H」形は、「マウスを離すと、この場所に挿入されますよ。」という目印です。

「H」形がB3セルとB4セルの間に表示される

 

実際にマウスを離してみると、B5セルの「大阪」がB4セルに移動し、B4セルの「福岡」がB5セルに移動します。

「大阪」がB4セルに移動

 

[Shift]+ドラッグで行を入れ替える

次は、を入れ替えます。
今度は、複数行を入れ替えてみましょう。
4行目と5行目を、2行目と3行目の間に移動してみます。

この場合、4行目と5行目を選択し、[Shift]キーを押しながら、選択範囲の(緑色の)外枠部分をつかんで2行目と3行目の間にドラッグします

4行目と5行目を選択

 

さきほどと同じように平べったい「H」形が現れ、2行目と3行目の間に表示されればOKです。

「H」形が現れ、2行目と3行目の間に表示

「名古屋」と「京都」が2行目、3行目に移動

 

[Shift]+ドラッグで列を入れ替える

最後に、を入れ替えます。
C列を、A列とB列の間に移動してみます。

表頭の「C」付近にマウスを移動し、カーソルが下矢印に変わったらクリックします。

すると、C列全体が選択できます。
(列の選択をキーボードでするときは、列全体を選択するショートカット[Ctrl + Space]が便利です)

[Shift]キーを押しながら、選択範囲の(緑色の)外枠部分をつかんでA列とB列の間にドラッグします

C列をつかむ

「H」がA列とB列の間に

C列がB列に移動

 

まとめ

[Shift]キーを押しながら外枠部分をつかんでドラッグすると、単体のデータ・行・列をすばやく入れ替えることができます。

Excelでのデータの入れ替えは、よく出てくる操作ですので覚えておくことをオススメします。

「[Shift]キーを押すのが面倒」という方は、右クリックでもできます。
右クリックでする方法は、緑色の外枠を右ボタンでドラッグしてみてください。

すると、コンテキストメニューが表示されますので、
その中の[下へシフトして移動]や[右へシフトして移動]を選ぶと入れ替えることができます。

コンテキストメニュー[下へシフトして移動]と[右へシフトして移動]

 

最後まで、読んでいただきありがとうございました。

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参考文献

-Excel
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