今回は、私が実践している、ぜひ試してもらいたい、どなたでもできる読書法を紹介します。
その読書法とは、【耳読書】です。
耳読書とは
【耳読書】とは、【聞く読書】と言い換えてもいいと思います。
【聞く読書】というと、
Audibleやオーディオブックをイメージされる方がいらっしゃると思います。
ですが、そうではありません。
この記事で紹介する【耳読書】(聞く読書)というのは、
スマホに標準搭載されているAI読み上げ機能で、
kindleなどの電子書籍を読むこと、読んでもらうことを意味します。
Audibleやオーディオブックをご存知の方は、
Audibleやオーディオブックは少し高いという印象をお持ちではないでしょうか。
私は、Amazonの定額読み放題サービス「Kindle Unlimited」
(キンドル・アンリミテッド)に比べると、
正直、高いと思っています。
(Kindle Unlimitedがお得すぎるだけなのかもしれません)
※Audibleにも無料体験キャンペーンがあります。私の体験談を記事の下部で紹介しています。
(Audibleに興味があるという方はどうぞ)
しかし、ここで紹介する【耳読書】は、
スマホの機能を使うので、
かかるコストは電子書籍代だけです。
その電子書籍代も、30日無料や、
2~3カ月99円のようなキャンペーンを利用すれば、
コストを大幅に抑えることができます。
しかも、スマホの設定をちょっと変えるだけで
どなたでも、すぐに、確実に実行できます。
この記事を読んでいただいている方の中には、
仕事や家事が忙しくて本を読んでいる時間がないという方が
多くいらっしゃると思います。
また、以下のような気持ちも、お持ちなのではないでしょうか。
- 「読書が大切」だとは思っている。
だけど、長時間読む時間がない。目が疲れる。途中で飽きる。 - 「読書が大切」だとは思っている。
だけど、仕事で疲れているので、仕事以外の時間はゆっくりしたい。 - YouTubeは、夕飯の支度中や後片付けのときに
「ながら視聴」ができるが、「ながら読書」はできない。
こんな悩みをお持ちの方は、特に試してもらいたいです。
それは次の理由からです。
- 通勤通学の時間を片道20分とすると、往復40分が読書時間に変わる。
- 基本的に文字は見なくていいので、目が疲れない。
- 食器を洗ったり、洗濯物を干しながら読書ができる。
言い換えれば、1日に1時間以上を楽な読書時間に変えることができます。
さらに言い換えれば、1週間に5~6時間、1年間で250~300時間が読書時間になります。
その実態は、スマホが読み上げてくれる音声を聞くだけ。
かかるコストも、Kindle Unlimitedのキャンペーンを利用すれば、無料~ 99円。
気に入らなければ即解約。
もし、これなら読めるかもとなれば、30日間で10~30冊くらいは読めます。
(目をつぶって、ソファーでゆったりくつろぎながらでも。)
「本を読んでいない」という罪悪感もなくなります。
また、Kindle Unlimitedには、メンタリストDaiGoさんのような有名人の本も数多くあります。
ホントに楽に本が読めますし、スキルもいりません。ぜひ【耳読書】を試してみてください。
では、スマホの設定のしかたを説明します。
【耳読書】の設定方法
【耳読書】の設定は、スマホの読み上げ機能をオンにするだけです。
設定方法の部分は、iPhoneとAndroidでやり方が異なるので分けて説明します。
共通
- Kindleアプリをダウンロード
- Amazonから読みたいKindle本をダウンロード
iPhoneの場合の【耳読書】設定方法
- iPhone画面の「設定」のアイコンから、「アクセシビリティ」へと進みます。
- 「アクセシビリティ」の中の「読み上げコンテンツ」をタップします。
- 「選択項目の読み上げ」と「画面の読み上げ」をオンにします。
(緑色が見えるとオンになっています) - 「読み上げコントローラ」をタップします。
- 「コントローラ表示」をオンにします。
(緑色が見えるとオンになっています)
これで、【耳読書】の設定は完了です。
あとは、Kindleアプリから、【耳読書】したい本を選んで、
画面に表れた > をタップし、三角マークの再生をタップすれば、
読み上げが始まります。
読み上げ速度は、コントローラの一番右にある〇倍速をタップして切り替えることができます。
読み上げ速度をもっと細かく設定したい場合は、
「読み上げコンテンツ」の中に、
「読み上げ速度」というカメとウサギのマークのものがありますので、
そこで調整してください。
Androidの場合【耳読書】設定方法
- 「設定」の「ユーザー補助」の中に「Talk Back」という機能があります。
それをオンにします。
これで、【耳読書】の設定は完了です。
あとは、Kindleアプリ内で、【耳読書】したい画面をタップします。
(画面が緑の枠で囲まれます)
画面をダブルタップすると、読み上げが開始されます。
読書と【耳読書】の使い分け
私は、きちんと自分で読む読書と【耳読書】を使い分けています。
私の読書スタイルは次のとおりです。
- 読んでみたいと思った →きちんと自分で読む
- 車などでの移動中 →【耳読書】スマホでの読み上げ
- 夕飯の支度中など →【耳読書】スマホでの読み上げ
- 有益な情報が書かれているか探りたい →【耳読書】(ながら聞き)
私のKindle Unlimitedデビュー
私は、2年前の7月に開催されていた3カ月99円というキャンペーンで、Kindle Unlimitedを利用し始めました。
そのときは、特に読んでみたい本があったわけではなく、「99円なら試してみようかな」という気持ちでした。
このころの読書量は、仕事関係の本を除くと、月1冊程度でした。
【耳読書】のおかげで今では、月10~15冊は読む「読書家」になりました。
このペースで本を読んだ感想は、
- 読書は本当にいろいろなことを知ることができる
- 相当な労力をかけて書かれた本をこんなに楽に読める
- 本を読んでいないという罪悪感を覚えていたことが信じられない
- 本を紹介するサイトを作って【耳読書】を広めたい
といったところでしょうか。
スマホの読み上げは、はじめは違和感を覚えます。
ですが、すぐ慣れました。
自分で読まなくて済むメリットに比べたらたいしたことではなかったです。
【耳読書】は1冊読み切ることが多くなる
【耳読書】は1冊を読み切ることが多くなります。
その理由は、
- AIがすべて読み上げてくれるので目が疲れない。
- スキマ時間にちょこちょこ聞ける(読める)
読書の再開が苦じゃない。 - 読み上げ速度を調整して読書時間をコントロールできる。
といったことがあげられます。
補足すると、
- ページも自動でめくってくれるので、基本的には手も使う必要がない。
- 1回15分~30分程度を繰り返していると、いつの間にか読み終わってしまう。
- 読み上げ速度に関しては、1.2倍速~1.4倍速にしている。
です。
本を1冊読み終わると、なんとも言えない達成感があります。
【耳読書】では、この達成感を比較的簡単に味わうことできます。
耳読書は本当にオススメ
- 忙しいビジネスパーソン
- 子育てで忙しいパパママ
- 可能性にあふれた学生の方たち
- 目に不自由さを感じている方
このような方には、ぜひ【耳読書】( Kindle Unlimited × スマホでの読み上げ)を試してもらいたいです。
私たちをとりまく環境は、数十年前とは比べ物にならないほどのスピードで、刻々と変化しています。
このような時代だからこそ、読書がオススメです。
ネットでは得られない情報が本にはたくさんありますし、
ネットではバラバラになっている情報が、
本では章立てして、わかりやすくまとめてあります。
「ながら聞き」でも、読書をしないよりは、はるかにマシです。
寝る前に、どの本にするか決めておき、
通勤・通学中や休憩時間を利用して聞けば、
30日で数冊読破することができます。
本の内容がよく理解できないときは、もう1度聞くのも難なくできます。
ぜひ【耳読書】( Kindle Unlimited × スマホでの読み上げ )を試してみてください。
この記事が皆さんの読書のきっかけになれば幸いです。
Audible無料体験の経験
Audibleの無料体験は、Kindle Unlimitedを始める5カ月前にしました。
2017年に、ノーベル文学賞を受賞されたカズオ・イシグロ氏の作品を触れてみたいと思っていたので、カズオ・イシグロ (著)、上月 麻未 (ナレーション)、土屋 政雄 (著)の「わたしを離さないで」を、Audible無料体験の本に選びました。
長編もの(再生時間14時間23分)なので、読まないで済むのはいいかな、という軽い気持ちもありました。
内容、再生時間の長さともに、ちょっとキツかったという印象を受けました。
章ごとになっているものか、再生時間1~2時間のものがいいかなと考えています。
最後までお読みいただきありがとうございました。