この記事を読むメリット
- INDEX関数とMATCH関数を組み合わせた使い方がわかる
- 検索値が検索範囲の左端にない場合でも、VLOOKUP関数を用いた時のように値を抽出する方法がわかる
- 動画を視聴すれば1分で理解することができる
INDEX関数とMATCH関数を組み合わせてVLOOKUP関数のように使う
VLOOKUP関数は、検索値が検索範囲の左端になければなりません。
ですから、検索値が検索範囲の左端にない場合に、VLOOKUP関数で対処するには、検索値が検索範囲の左側になるよう、列を追加したり、列の順番を入れ替えるといった工夫をされているのではないでしょうか。
しかし、この記事で紹介するINDEX(インデックス)関数とMATCH(マッチ)関数を組み合わせて使えば、そんな工夫をする必要がなくなり、検索値がどこにあっても対処できるようになります。
しかも、この記事では、簡単に組み合わせて使えるようになるコツもお伝えします。
では、始めましょう。
INDEX(インデックス)関数、MATCH(マッチ)関数とは
INDEX(インデックス)関数は、行と列が交差する位置にあるセルを返す関数で、INDEX(配列、行番号、[列番号])もしくは、INDEX(参照、行番号、[列番号]、[領域番号])という書式です。
一方、MATCH(マッチ)関数は、指定した範囲内で探したい数値や文字列がどの位置にあるかを列・行番号で返す関数で、MATCH(検索値、検索範囲、[照合の種類])という書式です。
1分動画解説!【INDEX関数×MATCH関数】の使い方
単語登録しておけば超簡単に呼び出せる
このブログでたびたび推奨している単語登録を、この[INDEX関数とMATCH関数]の組み合わせにも活用しましょう。単語登録については、知らないと損する!単語登録のフル活用術の記事で詳しく説明していますので参考にしてください。
やり方は、まず、ワード(Word)もしくはメモ帳を開いている状態で、[Ctrl]+[F7](ファンクションキー)と押します。
すると、単語登録の画面が開くので、[単語(D):]の欄に[=INDEX(求める値がある列,MATCH(検索値,検索範囲,0))]と入力してください。この式が最も簡単で実用的です。
[よみ(R):]の欄は、覚えやすいものを入力してください。ここでは、[いんでっくす]としています。
これでOKを押します。
VLOOKUP関数の引数に例えるなら、[求める値がある列]がVLOOKUP関数の第3引数の[列番号]、[検索値]がそのまま第1引数の[検索値]、[検索範囲]が第2引数の[範囲]、[0](FALSEでも可)が第4引数です。
まとめ
実は、INDEX関数は、ビジネスの現場では、このように1列に対して使うことが多い関数です。まずは、[=INDEX(求める値がある列,MATCH(検索値,検索範囲,0))]を使えるようになってください。
覚えることはありません、単語登録して、実践で使えることが大事です。
関連記事→動画あり!ExcelのVLOOKUP関数の使い方|指定の列と同じ行にある値を返す
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