この記事では、国指定文化財等のうち、熊本県の名勝9件・特別天然記念物1件・天然記念物15件を一覧で紹介しています。
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熊本県の名勝【国指定文化財等】
旧熊本藩八代城主浜御茶屋(松浜軒)庭園 | 名勝 | 八代市北の丸町 |
米塚及び草千里ヶ浜 | 名勝・天然記念物 | 阿蘇市・阿蘇郡南阿蘇村 |
不知火及び水島 | 名勝 | 宇城市不知火町永尾、八代市植柳下町、鏡町北新地先 |
水前寺成趣園 | 名勝・史跡 | 熊本市中央区水前寺公園 |
千巌山および高舞登山 | 名勝 | 上天草市松島町 |
肥後領内名勝地 五郎ガ瀧 聖リ瀧 走リ水ノ瀧 建神ノ岩 神ノ瀬ノ岩屋 |
名勝 | 上益城郡山都町・八代市・八代郡氷川町・球磨郡球磨村 |
妙見浦 | 名勝・天然記念物 | 天草市 |
龍ヶ岳 | 名勝 | 上天草市龍ヶ岳町 |
六郎次山 | 名勝 | 天草市 |
旧熊本藩八代城主浜御茶屋(松浜軒)庭園
名称 | 旧熊本藩八代城主浜御茶屋(松浜軒)庭園 |
ふりがな | きゅうくまもとはんやつしろじょうしゅはまおちゃや(しょうひんけん)ていえん |
所在地 | 八代市北の丸町3-15 |
指定年月日 | 2002.12.19(平成14.12.19) |
説明 | 細川藤孝(幽斎)・忠興(三斎)以来の主従関係を持つ松井氏は、1646年(正保3年)八代城守衛の任につき、明治に入ってその任を解かれるまで八代城に在城します。 1688年(元禄元年)八代城主3代松井直之の母崇芳院尼のために建立した茶庭が松浜軒です。 当時この辺りには松が茂り、八代海を見渡せる浜辺であったことから松浜軒と名づけられました。 江戸時代前期の大名庭園として良好に保存されていて貴重なことから、名勝に指定されました。 |
参考 | 国名勝「松浜軒」|きなっせやつしろ |
米塚及び草千里ヶ浜
名称 | 米塚及び草千里ヶ浜 |
ふりがな | こめづかおよびくさせんりがはま |
所在地 | 熊本県阿蘇市・阿蘇郡南阿蘇村 |
指定年月日 | 2013.03.27(平成25.03.27) |
説明 | 神話または近代の詩歌の源泉となった阿蘇山の優秀な風致景観で、27万年前に始まる阿蘇山噴火史の特質を示す2つの火山としても重要です。 名勝の火山としては初めて指定されました。 |
参考 | 火口周辺のみどころ|阿蘇市 |
不知火及び水島
名称 | 不知火及び水島 |
ふりがな | しらぬいおよびみずしま |
所在地 | 宇城市不知火町永尾、八代市植柳下町、鏡町北新地先 |
指定年月日 | 2009.02.12(平成21.02.12) |
説明 | 八代海の北部海域とその沿岸域は、古くから蜃気楼現象の一種である「不知火」にまつわる様々な伝承が残されていることで有名です。 その関連の水島、不知火の現れる海域、展望地点を観賞上の価値の高い一体の風致景観として保護するため指定されました。 |
参考 | 不知火及び水島 |宇城市 |
水前寺成趣園
名称 | 水前寺成趣園 |
ふりがな | すいぜんじじょうじゅえん |
所在地 | 熊本市中央区水前寺公園8-1 |
指定年月日 | 1929.12.17(昭和4.12.17) |
説明 | 1632年(寛永9年)肥後細川初代藩主・細川忠利(ただとし)が御茶屋を置いたのが始まり。 三代目藩主綱利(つなとし)のときに庭園が完成。 阿蘇の伏流水が湧き出る池を中心に、ゆるやかな起伏の築山、浮石などが配されています。 |
参考 | 水前寺成趣園|熊本市観光ガイド |
千巌山および高舞登山
名称 | 千巌山および高舞登山 |
ふりがな | せんがんさんおよびたかぶとやま |
所在地 | 上天草市松島町 |
指定年月日 | 1935.06.07(昭和10.06.07) |
説明 | 千厳山は標高162メートル、高舞登山は標高117メートルの山。 頂上付近からは西に有明海を経て雲仙を望み、東に不知火海、はるか遠くには阿蘇を眺めることのできる松島随一の展望地です。 |
参考 | 千巌山および高舞登山|上天草市 |
肥後領内名勝地
(五郎ガ瀧・聖リ瀧・走リ水ノ瀧・建神ノ岩・神ノ瀬ノ岩屋)
名称 | 肥後領内名勝地 五郎ガ瀧 聖リ瀧 走リ水ノ瀧 建神ノ岩 神ノ瀬ノ岩屋 |
ふりがな | ひごりょうないめいしょうち ごろうがたき ひじりだき はしりみずのたき たてがみのいわ こうのせのいわや |
所在地 | 上益城郡山都町・八代市・八代郡氷川町・球磨郡球磨村 |
指定年月日 | 2015.03.10(平成27.03.10) |
説明 | 熊本藩主第8代細川斉茲(なりしげ)は、江戸の参勤時に披露するために、藩の御抱絵師(おかかええし)であった矢野良勝(やのよしかつ)と衛藤良行(えとうよしゆき)に、領内の滝・渓流・岩石・洞穴など独特の地形・地質,植生等から成る優秀な風景地を選んで絵巻物に描くことを命じ、計15巻から成る『御国中滝之図(おんくにじゅうたきのえ)』が完成しました。 このうち、現在に伝わる14巻には、滝の景のみならず、その他の山河の風景地を多く含むことから、滝に特化しない『領内名勝図巻(りょうないめいしょうずかん)』の呼称が普及しました。 これらの風景地のうち、『領内名勝図巻』作成の契機をもたらした五郎ガ瀧、2条の飛瀑から成る聖リ瀧、緑樹の中に白い飛瀑が垣間見える走リ水ノ瀧、幾重もの滝が流れ落ちているように見える絶壁の建神ノ岩、大規模な鍾乳洞である神ノ瀬ノ岩屋の5か所が、いずれも優秀な風致を誇ることから指定されました。 |
参考 | 「肥後領内名勝地」のうち「五郎ガ瀧」・「聖リ瀧」の国名勝指定について|山都町 |
妙見浦
名称 | 妙見浦 |
ふりがな | みょうけんうら |
所在地 | 天草市 |
指定年月日 | 1935.08.27(昭和10.08.27) |
説明 | |
参考 | 妙見浦|熊本県天草観光ガイド |
龍ヶ岳
名称 | 龍ヶ岳 |
ふりがな | りゅうがたけ |
所在地 | 上天草市龍ヶ岳町 |
指定年月日 | 1936.09.03(昭和11.09.03) |
説明 | |
参考 | 龍ヶ岳登山道|天草宝島観光協会 |
六郎次山
名称 | 六郎次山 |
ふりがな | ろくろうじやま |
所在地 | 天草市 |
指定年月日 | 1935.06.07(昭和10.06.07) |
説明 | |
参考 | 六郎次山|天草市 |
熊本県の天然記念物【国指定文化財等】
相良のアイラトビカズラ | 特別天然記念物 | 山鹿市菊鹿町 |
麻生原のキンモクセイ | 天然記念物 | 上益城郡甲佐町 |
阿蘇北向谷原始林 | 天然記念物 | 菊池郡大津町 |
阿弥陀スギ | 天然記念物 | 阿蘇郡小国町 |
大野下の大ソテツ | 天然記念物 | 玉名市 |
菊池川のチスジノリ発生地 | 天然記念物 | 山鹿市方保田 |
金比羅スギ | 天然記念物 | 阿蘇郡南小国町 |
志津川のオキチモズク発生地 | 天然記念物 | 阿蘇郡南小国町 |
下田のイチョウ | 天然記念物 | 熊本市南区城南町 |
下の城のイチョウ | 天然記念物 | 阿蘇郡小国町 |
スイゼンジノリ発生地 | 天然記念物 | 熊本市中央区神水町 |
竹の熊の大ケヤキ | 天然記念物 | 阿蘇郡南小国町 |
立田山ヤエクチナシ自生地 | 天然記念物 | 熊本市中央区黒髪 |
藤崎台のクスノキ群 | 天然記念物 | 熊本市中央区宮内 |
布田川断層帯 | 天然記念物 | 上益城郡益城町 |
龍仙島(片島) | 天然記念物・名勝 | 天草市 |
相良のアイラトビカズラ
名称 | 相良のアイラトビカズラ |
ふりがな | あいらのあいらとびかずら |
所在地 | 山鹿市菊鹿町 |
指定年月日 | 1940.08.30(昭和15.08.30) |
特別指定年月日 | 1952.03.29(昭和27.03.29) |
追加年月日 | 1976.03.31(昭和51.03.31) |
説明 | 樹齢1000年と推定される相良のアイラトビカズラは、常緑のマメ科の植物。中支那にある油麻藤(ゆまとう)に似て非なる日本特産の蔓性の常緑木本植物として珍奇でありかつ学術上貴重な存在。 現在、アイラトビカズラは、広く指定地外にまでつるをのばし繁茂しています。 しかも繁茂の方向は年によって異なり、道路を越して周辺の畑地や孟宗竹林および栗林にまきついている状態。 伐採することは樹勢への悪影響を及ぼす恐れがあるとの判断から、指定地域が拡張された。 |
参考 | 山鹿探訪なび(アイラトビカズラ) |
麻生原のキンモクセイ
名称 | 麻生原のキンモクセイ |
ふりがな | あそうばるのきんもくせい |
所在地 | 上益城郡甲佐町 |
指定年月日 | 1934.12.28(昭和9.12.28) |
追加年月日 | 1978.12.27(昭和53.12.27) |
説明 | 樹高18m、目通りの周り約3m、 地上から4mのところで三支幹に分かれ、枝張りは東北に9m、 西方と南方に8m、北方は11mに達しています。 麻生原居屋敷観音堂の東南に、建物に接して生育しているこのキンモクセイは、根元から1本の巨幹を出し、枝張りが広い巨樹として境内地約130平方メートルが昭和9年に指定されました。 秋の彼岸頃、淡黄色で香気が強い花が2回咲き、芳香は4キロメートルにも達するといわれています。 当時より樹勢は盛んでしたが、近年隣接地まで枝が伸張し、隣家の屋根を覆うようになったことから、約80平方メートルが追加指定してされました。 |
参考 | 麻生原キンモクセイ|【公式】熊本県観光サイト |
阿蘇北向谷原始林
名称 | 阿蘇北向谷原始林 |
ふりがな | あそきたむきだにげんしりん |
所在地 | 菊池郡大津町 |
指定年月日 | 1969.08.22(昭和44.08.22) |
説明 | JR立野駅に降り立つと、白川の対岸にうっそうと生い茂る原生林が見えます。 この山が標高790メートルの北向山です。 北向山は、山頂から戸下トンネル上部に伸びる尾根の南東部が南阿蘇野村、北西部が大津町に属しています。 また、北向山はスダジイ・ウラジロガシなどからなる照葉樹林です。 照葉樹林は、一般的に人間にとっても住み良い環境であるために、ほとんどが人間の活動によって破壊されたり、質が変えられています。 手つかずの原生林のまま残っているところは、全国的に見ても大変少なく貴重な存在です。 |
参考 | 北向山の原始林・南阿蘇村|熊本県 |
阿弥陀スギ
名称 | 阿弥陀スギ |
ふりがな | あみだすぎ |
所在地 | 阿蘇郡小国町 |
指定年月日 | 1934.12.28(昭和9.12.28) |
説明 | 樹齢1300年以上といわれる熊本県内において最大級の大杉。 幹の途中から十数本の大枝が立ち、その枝から無数の小枝にわかれており、その様子が阿弥陀仏に見えることから「阿弥陀杉」と呼ばれるようになったといわれています。 平成11年の台風18号によって全体の約3分の2が倒れる被害を受けました。 このとき、倒れた枝部分は小国町図書館のあみだ杉の館にオブジェとして飾られています。 |
参考 | 阿弥陀杉|小国町 |
大野下の大ソテツ
名称 | 大野下の大ソテツ |
ふりがな | おおのしものおおそてつ |
所在地 | 玉名市岱明町大野下646 |
指定年月日 | 1934.12.28(昭和9.12.28) |
説明 | 玉名市岱明町大野下にある蘇鉄家の庭先にある根まわり11メートル、高さ4.5メートル、枝の広がり8メートル四方に及ぶ樹齢数百年の蘇鉄。 雌の一株で、根から十数本の大幹が伸びており、見事な樹容となっています。 |
参考 | 大野下の大ソテツ|玉名市 |
菊池川のチスジノリ発生地
名称 | 菊池川のチスジノリ発生地 |
ふりがな | きくちがわのちすじのりはっせいち |
所在地 | 山鹿市方保田 |
指定年月日 | 1959.10.10(昭和34.10.10) |
説明 | チスジノリは、紅藻類の川藻の一種で、発生地は九州南部のみに限り、極めて稀に発見されます。 本発生地は山鹿温泉の南を流れる菊池川の一部約2キロメートルの間であります。 発生地はその一つとして学術上貴重です。 |
参考 | 文化遺産データベース(菊池川のチスジノリ発生地) |
金比羅スギ
名称 | 金比羅スギ |
ふりがな | こんぴらすぎ |
所在地 | 阿蘇郡南小国町 |
指定年月日 | 1959.07.24(昭和34.07.24) |
説明 | 金比羅山の頂に近い山腹斜面にあり、樹齢1,000年、幹周り12.2メートル、樹高28メートルの大杉。 地上約4メートルのところで二股に分れ、それぞれの基部の周囲は8.6メートルと7.3メートルです。 落雷により幹の空洞が炎上する被害にあいましたが、樹勢は盛ん。 現在も当時の焦げ跡は残っています。 |
参考 | 金毘羅杉 | 南小国町 |
志津川のオキチモズク発生地
名称 | 志津川のオキチモズク発生地 |
ふりがな | しづがわのおきちもずくはっせいち |
所在地 | 阿蘇郡南小国町 |
指定年月日 | 1959.07.01(昭和34.07.01) |
説明 | 紅藻類の川藻の一種で、その発生地は極めて限られています。 満願寺温泉水の混じった志津川は生育に適しており、川底の岩に付着し発生しています。 |
参考 | 志津川のオキチモズク|南小国町 |
下田のイチョウ
名称 | 下田のイチョウ |
ふりがな | しもだのいちょう |
所在地 | 熊本市南区城南町隈庄405-1 |
指定年月日 | 1937.12.31(昭和12.12.31) |
説明 | 旧下田家の庭にある、樹齢は700年近いといわれ、高さ21メートル、幹周り9メートルの大イチョウ。 |
参考 | 下田のイチョウ|熊本市観光サイト |
下の城のイチョウ
名称 | 下の城のイチョウ |
ふりがな | しものじょうのいちょう |
所在地 | 阿蘇郡小国町下城 |
指定年月日 | 1934.12.28(昭和9.12.28) |
説明 | 黒川温泉から車で20分、国道212号線沿いにある、高さ約25メートル、幹周り約12メートル、樹齢は1000年以上といわれる熊本県において最大の大イチョウ。 「ちちこぶさん」とも呼ばれていて、母乳の少ない女性がこの銀杏の樹皮を煎じて飲むと母乳の出が良くなると言い伝えられています。 |
参考 | 下城の大イチョウ | 黒川温泉公式サイト |
スイゼンジノリ発生地
名称 | スイゼンジノリ発生地 |
ふりがな | すいぜんじのりはっせいち |
所在地 | 熊本市中央区神水町 |
指定年月日 | 1924.12.09(大正13.12.09) |
説明 | 熊本市の水前寺成趣園の池で発見され、1872年(明治5年)にオランダの植物学者スリンガーによってはじめて世界に紹介された茶褐色で不定形の食用の藍藻。 |
参考 | 国指定天然記念物「スイゼンジノリ発生地」の現状およびその保護対策 |
竹の熊の大ケヤキ
名称 | 竹の熊の大ケヤキ |
ふりがな | たけのくまのおおけやき |
所在地 | 阿蘇郡南小国町赤馬場竹の熊 |
指定年月日 | 1935.06.07(昭和10.06.07) |
説明 | 竹の熊天満宮神社(菅原神社)の境内にあり、根元の周囲17m、幹囲約13メートル、樹高35mあり、樹齢は1,000年以上といわれています。 西日本では最大のケヤキで、全国でも5番目の大きさを誇っています。 |
参考 | 竹の熊の大ケヤキ|南小国町 |
立田山ヤエクチナシ自生地
名称 | 立田山ヤエクチナシ自生地 |
ふりがな | たつだやまやえくちなしじせいち |
所在地 | 熊本市中央区黒髪 |
指定年月日 | 1929.04.02(昭和4.04.02) |
説明 | 旧第五高等学校の浅井東一教授が1920年(大正9年)に発見した。 立田山にある一重の野生クチナシの中に、自然に八重が生まれる環境が珍しいということで指定されました。 |
参考 | 拜聖院の立田山八重クチナシ|BIGLOBEウェブリブログ |
藤崎台のクスノキ群
名称 | 藤崎台のクスノキ群 |
ふりがな | ふじさきだいのくすのきぐん |
所在地 | 熊本市中央区宮内2 |
指定年月日 | 1924.12.09(大正13.12.09) |
説明 | 1877年(明治10年)の西南戦争で焼失するまでの間鎮座していた藤崎八旛宮の社叢として、7本の大きなクスノキが群生しています。 これだけの巨木が群生している例は他にはないことから、1924年に国の天然記念物に指定されました。 大きなものは根廻り31メートル、目通り幹囲り12メートル、高さ28メートルにもおよび樹齢推定1000年、小さなものでも目通り7メートル、高さ20メートルで推定樹齢400年とみられています。 |
参考 | 藤崎台のクスノキ群 | 熊本市観光ガイド |
布田川断層帯
名称 | 布田川断層帯 |
ふりがな | ふたがわだんそうたい |
所在地 | 上益城郡益城町 |
指定年月日 | 2018.02.13(平成30.02.13) |
説明 | 最大震度7、マグニチュード7.3を観測した2016年(平成28年)熊本地震の震源断層。 その長さは阿蘇外輪山の西側から宇土半島の先端に至る約64キロメートル以上と考えられています。 国の文化審議会から「我が国の地質鉱物のなかで学術的な価値が高い」との答申を経て、指定されました。 地震の被害を将来に伝える災害遺構としても貴重なものです。 |
参考 | 布田川断層帯・日奈久断層帯 | 地震本部 |
龍仙島(片島)
名称 | 龍仙島(片島) |
ふりがな | りゅうせんとう(かたしま) |
所在地 | 天草市牛深町片島1 |
指定年月日 | 1935.08.27(昭和10.08.27) |
説明 | 天草市牛深町の西南6キロメートルの沖合いにある孤島。 島全体が第3紀層の固い砂岩・礫石の層からなり、層面に沿って浸食が見られ、岩石の構造と波蝕との関係がはっきりと表れた数多くの断崖・石柱・石門・洞窟などが発生しています。 周辺1キロメートル以内の海面・岩礁が指定区域となっています。 |
参考 | 龍仙島(片島)|天草市 |
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参考文献
出典:国指定文化財等データベース(https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/index)を加工して作成