Excelのオートフィルタとは、表やリストのデータを特定の条件に基づいて絞り込んだり、並べ替えたりする機能です。オートフィルタを使うと、大量のデータから必要な情報だけを素早く見つけることができます。
オートフィルタとは
オートフィルタは、データの先頭行にある各列の右端に表示される▼ボタンをクリックすることで利用できます。▼ボタンをクリックすると、その列に含まれる値の一覧が表示され、チェックボックスやテキストボックスなどで絞り込み条件を指定できます。
また、数値や日付などのデータに対しては、大小や期間などの条件も選択できます。
オートフィルタをかけた後は、▼ボタンに漏斗(ろうと)のようなイラストが現れます。セルは色付きになり、絞り込みが行われていることがわかります。
かけたオートフィルタを解除するには、▼ボタンをクリックして「すべて選択」にチェックマークをつけます。
[データ]タブの[オートフィルタ]ボタンをクリックするか、ショートカット[Ctrl + Shift + L]を押すと、オートフィルタ自体を解除できます。
フィルタの種類
Excelのオートフィルタには、テキストフィルター、日付フィルター、数値フィルターの3種類があります。これらのフィルタは、データの種類に応じてできることが異なります。
テキストフィルター
テキストフィルターは、文字列が入力された列にフィルタをかけるときに使います。指定した文字列と等しいものや含むもの、始まるものや終わるものなどを抽出することができます。
日付フィルター
日付フィルターは、日付が入力された列にフィルタをかけるときに使います。指定した日付と等しいものや前後のもの、期間内のものなどを抽出することができます。
数値フィルター
数値フィルターは、数値が入力された列にフィルタをかけるときに使います。指定した数値と等しいものや大きいものや小さいもの、範囲内のものなどを抽出することができます。
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