Excel(エクセル)関数の1つ、REPT(リピート)関数を使うと、
1票につき、1つの星★印を表示した人気投票などで見かける簡易グラフをつくることができます。
この記事では、人気投票などで見かける簡易グラフをつくるテクニックを紹介します。
記事>Excel関数で評価「5」や「3」などを星印★で表示する
記事>Excel関数で簡易な横棒グラフを作成する
REPT関数で星★印評価を作成する
REPT(リピート)関数の書式
REPT(リピート)関数は、文字列を指定した回数だけ繰り返して表示する関数です。
[=REPT( 文字列 , 繰り返し回数 )]という書式で表します。
文字列
繰り返したい文字列を指定します。
|、☆、★などを使うことが多い気がしますが、特に決まりはありません。
ただし、文字列を""(ダブルクォーテーション)で囲むことをお忘れなく!
繰り返し回数
0 〜 32767 までの数値を指定します。
リピート | 書式 |
REPT関数 | ( 文字列,繰り返し回数 ) |
折り返して全体を表示する
まずは、評価を星★印で表示する欄に星★印が折り返して表示されるよう、セルに折り返して全体を表示するを設定します。
星★印を表示する欄(ここでは、A4セルとB4セル)を範囲選択します。
そして、[ホーム]タブの[配置]グループにある折り返して全体を表示するをボタンをクリックします。
※[Ctrl]+[1]と押し、セルの書式設定ダイアログを開き、
折り返して全体を表示するの□をクリックしてチェックマークを入れてもOKです。
なお、[ホーム]タブの[フォント]グループの右下にある矢印をクリックしても、セルの書式設定ダイアログを開くことができます。
REPT関数を入力する
星★印を並べて表示するには、同じ文字を指定した数だけ繰り返して表示する関数、REPT関数を入力します。
A4セルに、=reと入力します。
すると、REPTという表示が現れるので、REPTを選択し、Tabキーを押します。
=REPT( に続けて入力
A4セルに、=REPT(と入力されます。
これに続けて、"★",A3)と入力し、
Ctrl+Enterと押し、式を確定します(Ctrlキーを押しながら、Enterキーを押す)。
選択範囲のA4セルとB4セルにREPT関数が入力され、簡易グラフが完成します。
参考|繰り返し回数に0(ゼロ)を指定すると
REPT関数の第2引数繰り返し回数に、0(ゼロ)を指定すると、空白が表示されます(空白文字列""が返されます)。
参考|繰り返し回数に小数を指定すると
REPT関数の第2引数繰り返し回数に、小数を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。
記事>Excel関数で評価「5」や「3」などを星印★で表示する
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