「こっちの項目を上にしよう」「いや、やっぱりこっちの行を上にしたほうがわかりやすいかな」ー。
Excelで表やデータを作成するときには、必ずといっていいほど、このような試行錯誤がありますよね。
あなたは、データを並び替えるときに空白行や列を挿入し、そこに入れ替えたいデータをコピペしたり、移動したりしていませんか?
もしそうなら、いますぐ[Shift]キーを押しながらドラッグを使ってみましょう!
![[Shift]キーを押しながらドラッグ](https://i0.wp.com/manabi-info.com/wp-content/uploads/2023/01/excel-0034.jpg?resize=450%2C440&ssl=1)
[Shift]+ドラッグでデータを入れ替える
まずは、単体のデータを入れ替えてみます。
B5セルの「大阪」を、B3セルの「京都」とB4セルの「福岡」の間に移動してみましょう。
この場合は、B5セルの「大阪」を選択し、[Shift]キーを押しながら、B5セルの(緑色の)外枠部分をつかんでB4セルとB3セルの間にドラッグします。

すると、四角形だった緑色の枠が平べったい「H」形に変わり、B3セルとB4セルの間に表示されます。
この平べったい「H」形は、「マウスを離すと、この場所に挿入されますよ。」という目印です。

実際にマウスを離してみると、B5セルの「大阪」がB4セルに移動し、B4セルの「福岡」がB5セルに移動します。

[Shift]+ドラッグで行を入れ替える
次は、行を入れ替えます。
今度は、複数行を入れ替えてみましょう。
4行目と5行目を、2行目と3行目の間に移動してみます。
この場合、4行目と5行目を選択し、[Shift]キーを押しながら、選択範囲の(緑色の)外枠部分をつかんで2行目と3行目の間にドラッグします。

さきほどと同じように平べったい「H」形が現れ、2行目と3行目の間に表示されればOKです。


[Shift]+ドラッグで列を入れ替える
最後に、列を入れ替えます。
C列を、A列とB列の間に移動してみます。
表頭の「C」付近にマウスを移動し、カーソルが下矢印に変わったらクリックします。
すると、C列全体が選択できます。
(列の選択をキーボードでするときは、列全体を選択するショートカット[Ctrl + Space]が便利です)
[Shift]キーを押しながら、選択範囲の(緑色の)外枠部分をつかんでA列とB列の間にドラッグします。



まとめ
[Shift]キーを押しながら外枠部分をつかんでドラッグすると、単体のデータ・行・列をすばやく入れ替えることができます。
Excelでのデータの入れ替えは、よく出てくる操作ですので覚えておくことをオススメします。
「[Shift]キーを押すのが面倒」という方は、右クリックでもできます。
右クリックでする方法は、緑色の外枠を右ボタンでドラッグしてみてください。
すると、コンテキストメニューが表示されますので、
その中の[下へシフトして移動]や[右へシフトして移動]を選ぶと入れ替えることができます。
![コンテキストメニュー[下へシフトして移動]と[右へシフトして移動]](https://i0.wp.com/manabi-info.com/wp-content/uploads/2023/01/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%AD%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A1%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC.jpg?resize=202%2C316&ssl=1)
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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