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Excelのプルダウンメニュー(ドロップダウンリスト)に項目(選択肢)を追加する

 

Excel(エクセル)のプルダウンメニュー(ドロップダウンリスト)に項目(選択肢)を追加するテクニックです。

 

プルダウンメニューは主に2つ方法でつくられている

プルダウンメニュー(ドロップダウンリスト)は、項目(選択肢)を1つ1つ手動で入力(データの入力規則の[入力値]に直接入力)するパターンか、セルに入力されたデータ(値)を利用して(セル範囲を指定して)いるパターンかでつくられています。

 

 

この記事では、それぞれのパターンに分けて、項目(選択肢)を追加するテクニックを紹介しています。以下のリンクからジャンプすることができます。

 

項目(選択肢)を1つ1つ手動で入力している場合

プルダウンメニュー(データの入力規則)の項目(選択肢)を1つ1つ手動で入力している場合に、項目(選択肢)を追加するテクニックです。

 

プルダウンメニュー(データの入力規則)が設定してあるセルの選択

プルダウンメニュー(データの入力規則)が設定してあるセル(範囲)を選択します。ここでは、C2セル~C7を選択しています。

※どこにプルダウンメニュー(データの入力規則)が設定してあるか、すぐにわからない場合は、この記事でプルダウンメニュー(データの入力規則)を簡単に探せるテクニックを紹介しています

 

データの入力規則の選択

[データ]タブの[データツール]グループにある[データの入力規則]をクリックし、[データの入力規則]を選択します。

 

データの入力規則に項目を追加

開いた[データの入力規則]ダイアログの[元の値]の欄に、項目(選択肢)を入力します。

 

ここでは、[持参]という項目(選択肢)を追加します。[電話]のあとに、[,持参]と入力します。※[,](半角カンマ)を入れ忘れないように。

入力が終わったら、[OK]をクリックします。

 

項目(選択肢)が追加された

 

 

セルに入力されたデータを利用している場合

セルに入力されたデータ(値)を利用して(セル範囲を指定して)いる場合に、項目(選択肢)を追加するテクニックです。

 

リスト化するデータの追加入力

リストに追加する項目(選択肢)をセルに入力します。今、E2セルにメール、E3セルにFAX、E4セルに電話と入力されています。

ここでは、このリストに[持参]を追加するとします。

 

E5セルに[持参]と入力します。

 

プルダウンメニュー(データの入力規則)が設定してあるセルの選択

プルダウンメニュー(データの入力規則)が設定してあるセル(範囲)を選択します。ここでは、C2セル~C7を選択しています。

※どこにプルダウンメニュー(データの入力規則)が設定してあるか、すぐにわからない場合は、この記事でプルダウンメニュー(データの入力規則)を簡単に探せるテクニックを紹介しています

 

データの入力規則を選択

[データ]タブの[データツール]グループにある[データの入力規則]をクリックし、[データの入力規則]を選択します。

 

[元の値]の右側にある[ボタン]をクリック

[元の値]ボックス内か、[元の値]ボックスの右側にあるボタンをクリックします。

 

 

現在指定されている範囲のE2セル~E4セルが表示されます。この範囲指定(表示)にE5セルを加えます。

 

リスト化するデータをドラッグ

ワークシート内のデータをドラッグします([$E$4]のところを[$E$5]と手入力で修正する方法でもかまいません)。

 

[Enter]を押す

ドラッグし終わったら、以下のような表示に変わります。[Enter]を押すか、[OK]をクリックします。

 

項目(選択肢)が追加された

 

 

プルダウンメニュー(ドロップダウンリスト)のショートカットキー(キーボード操作)

プルダウンメニュー(ドロップダウンリスト)を使って入力するときに、毎回セルの右側の下矢印[▼]をクリックするのは大変です。

キーボード操作(ショートカットキー)で、すばやく項目を選択できるようにしましょう。ショートカットキー[Alt]+[↓]だけでなく、プラスワンのテクニックも紹介しています。

 

Excel(エクセル)のプルダウン(ドロップダウンリスト)の解除(削除・消去)方法

設定してあるプルダウンメニュー(ドロップダウンリスト)を解除(削除・消去)する方法を知りたい方は以下の記事をご覧ください。

どこに設定してあるかわからない場合でも、簡単に全てのプルダウンメニューを探せるテクニックも紹介しています。

 

 

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参考文献

  • B!