「頭の中ではわかっているのに、いざ言葉にしようとするとうまく説明できない…」 そんなもどかしさを感じたことはありませんか?
今回は、そんな悩みを一瞬で解決してくれる名著、木暮太一さんの『すごい言語化―「伝わる言葉」が一瞬でみつかる方法』をご紹介します。
こんな悩みを持つ人に読んでほしい!
- 頭の中の考えを言葉にするのが苦手で、会議などでうまく発言できない人
- 上司の指示が曖昧で困っている、逆に部下にうまく指示が伝わらないと悩むマネージャー層
- 営業やプレゼンで、商品の魅力を一生懸命伝えているのに顧客に響かない人
- 「自分には言語化のセンスや語彙力がない」と諦めてしまっている人
総合評価:4.5点 / 5点
本書は、「言語化能力=語彙力やセンス、表現力」という一般的な誤解を解き、「どう伝えるか(How)」ではなく「何を伝えるか(What)」に焦点を当てた、極めて実用的なビジネス書です。
著者の1万件を超えるコンサルティング実績に裏打ちされた「型(フォーマット)」に従うだけで、誰でも論理的で伝わる言葉を作れるようになります。
コミュニケーションや伝達力に悩むすべてのビジネスパーソンにとって、即効性と根本的な課題解決力を持つ良書です。
本の特長と、ハッとする「示唆に富む点」
本書を読んで最も衝撃を受けたのは、「言語化とは『どう伝えるか』ではなく、『何を伝えるか』である」という事実です。
私たちは言葉に詰まると、つい「もっと語彙力があれば」「気の利いたキャッチコピーのような表現ができれば」と考えがちです。しかし著者は、ビジネスにおいてそのような言葉の飾り付けやセンスは不要だと断言します。
大事なのは、伝えるべき「内容(何)」を自分の中で明確にすること。 本書が優れているのは、その「伝えるべきこと」を見つけるための明確な「型(フォーマット)」が用意されている点です。
たとえばビジネスシーンであれば、「価値」「差別化」「信頼性」「価値提供プロセス」「行動」の5つのステップに当てはめるだけで、誰でも驚くほど論理的で伝わる言葉を作ることができます。
読むと期待できる「変化」
この本を読むと、これまで「なんとなく」で使っていた言葉がいかに曖昧だったかに気づき、言葉を明確に「定義」する癖がつきます。
たとえば職場でよく飛び交う「いい感じにして」や「価値を提供しよう」といった言葉は、実は何も伝えていないのと同じです。
本書のメソッドを使ってこれらを具体的な「練習メニュー(行動)」に落とし込めるようになれば、チームの認識のズレがなくなり、部下が自発的に動いてくれるようになるはずです。
著者は「人間の意識の95%は言語化されていない」と述べています。
本書を通して残りの95%の感覚を言葉にするスキルを身につければ、コミュニケーションのすれ違いやストレスが激減し、あなたの本当の実力や商品の価値が相手に正しく評価されるようになるでしょう。
感想まとめ:人生を豊かにする「最強のビジネススキル」
私自身、「言語化能力=文章力やトークのセンス」だと勘違いしていました。
しかし、自分の感覚を言葉にするためには、「全体」を語るのではなく、自分の感情が揺れ動いた「他人に教えたいこと」にフォーカスすればいいのだと目からウロコが落ちました。
「PIDAの4法則」など、読んだその日からすぐに実践できるノウハウが体系化されているため、読み終えた瞬間から自分の思考がクリアになっていくのを実感できます。
「伝わらない」ことにモヤモヤしている方、仕事でさらに成果を出したい方にとって、まさに救世主となる一冊です。
ぜひ『すごい言語化』を手に取って、あなたのコミュニケーションを根本から変えてみませんか?
おすすめ本
・「うまく言葉にできない」と悩むあなたへ。人生の武器を手に入れる本『言語化力』
・「つまり、何が言いたいの?」と言われないために!『言語化ってむずい』で学ぶ7つのプロセス