MONTH関数を使うと、日付から月を取り出すことができます。
月ごとの件数や売上などを求めるとき、COUNTIF関数やSUMIF関数と組み合わせて使用します。
この記事では、MONTH関数の基本的な使い方とCOUNTIF関数、SUMIF関数と組み合わせて使うテクニックを紹介します。
MONTH(マンス)関数の書式
MONTH(マンス)関数は、日付から月を取り出す関数です。
[=MONTH( 文字列 )]という書式で表します。
マンス | 書式 |
MONTH関数 | ( シリアル値 ) |
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MONTH関数を使って日付から月を取り出す
MONTH関数を入力する
今、A2~A6セルに、日付が入っています。この日付から、月を取り出します。
B2セル~B6セルを選択します。
そして、B2セルに=moと入力します。
すると、MONTHという表示が現れるので、MONTHを選択し、Tabキーを押します。
=MONTH( に続けて入力
B2セルに、=MONTH(と入力されます。
A2セルをクリックし、
Ctrl+Enterと押し、式を確定します。
すると、選択していたB2セル~B6セルにMONTH関数が入力され、A2セル~A6セルの月が取り出されます。
A2セル~A6セルは、すべて2021年4月29日を表している(表示形式が異なるだけ)ので、4が取り出されます。
COUNTIF関数やSUMIF関数と組み合わせる
MONTH関数とCOUNTIF関数
次は、MONTH関数とCOUNTIF関数を組み合わせて使うテクニックを紹介します。
月ごとの件数などを求めることができます。
MONTH関数で月を取り出す
今、A3セル~A10セルに日付が入っています。
まずは、この日付からMONTH関数を使って、月を取り出します。
COUNTIF(カウント・イフ)関数の書式
次に、COUNTIF(カウント・イフ)関数を使って、MONTH関数を使って取り出した月を数えます。
COUNTIF関数は、条件に合うセルの個数を数える関数です。
[=COUNTIF( 範囲,検索条件 )]という書式で表します。
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COUNTIF関数の使い方|以上・未満などの比較演算子とワイルドカード
COUNTIF関数を入力
F3セルとF4セルに、COUNTIF関数を入力します。
第1引数の範囲は、MONTH関数を使って取り出した月、B3セル~B10セルです。
第2引数の検索条件には、E3セルを指定します。※4や5とすることも可能です。
わかりやすくするために、絶対参照を省いています。
本来は、=COUNTIF($B$3:$B$10,E3)や=COUNTIF(B$3:B$10,E3)と、B3セル~B10セルが動かないように、絶対参照や複合参照にします。
SUMIF(サム・イフ)関数の書式
次に、SUMIF(サム・イフ)関数を使って、月ごとの売上金額を求めます。
SUMIF関数は、条件に合うセルを対象にして合計を求める関数です。
[=SUMTIF( 範囲,検索条件,合計範囲 )]という書式で表します。
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SUMIF関数の使い方|以上・未満などの比較演算子とワイルドカード
SUMIF関数を入力
G3セルとG4セルに、SUMIF関数を入力します。
第1引数の範囲は、MONTH関数を使って取り出した月、B3セル~B10セルです。
第2引数の検索条件には、E3セルを指定します。※4や5とすることも可能です。
第3引数の合計範囲には、C3セル~C10セルを指定します。
わかりやすくするために、絶対参照を省いています。
このように、MONTH関数と、COUNTIF関数やSUMIF関数と組み合わせて使うことで、
月ごとの件数や月ごとの売上などを求めることができます。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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