Excel(エクセル)関数の1つ、REPT(リピート)関数を使うと、
5段階評価の「5」を「★★★★★」、「3」を「★★★☆☆」のように表すことができます。
この記事では、評価を星★印で表示するテクニックを紹介します。
記事>人気投票の簡易グラフを作成する!REPT関数の基本的な使い方
記事>Excel関数で簡易な横棒グラフを作成する
REPT関数で星★印評価を作成する
REPT(リピート)関数の書式
REPT(リピート)関数は、文字列を指定した回数だけ繰り返して表示する関数です。
[=REPT( 文字列 , 繰り返し回数 )]という書式で表します。
文字列
繰り返したい文字列を指定します。
|、☆、★などを使うことが多い気がしますが、特に決まりはありません。
ただし、文字列を""(ダブルクォーテーション)で囲むことをお忘れなく!
繰り返し回数
0 〜 32767 までの数値を指定します。
リピート | 書式 |
REPT関数 | ( 文字列,繰り返し回数 ) |
評価を星★印で表示する
まずは、評価を星★印で表示する欄をつくります。
星★印を5つ表示できるくらいの列幅にしてください。
ここでは、C列につくります。イメージは、次の図のとおりです。
列幅は、列幅の自動調整を使って調整するので、適当でかまいません。
テクニック列幅の自動調整Alt→H→O→I([Alt]ほいと1つずつ順番に押してください)
REPT関数の入力範囲を選択
まず、REPT関数を入力する範囲を選択します。
ここでは、C3セル~C7セルにREPT関数を入力するので、C3セル~C7セルを選択します。
REPT関数を入力する
次に、指定した数だけ同じ文字を繰り返して表示する関数、REPT関数を入力します。
C3セルに、=reと入力します。
すると、REPTという表示が現れるので、選択し、Tabキーを押します。
=REPT( に続けて入力
C3セルに、=REPT(と入力されます。
これに続けて、"★",B3)&REPT("☆",5-B3)と入力し、
Ctrl+Enterと押し、式を確定します(Ctrlキーを押しながら、Enterキーを押す)。
入力した式の意味
上記で入力した式、REPT("★",B3)&REPT("☆",5-B3)の意味を解説します。
まず、REPT("★",B3)の部分です。
これは、B3セルの回数(ここでは、5回)、文字列★を繰り返して表示するという意味です。
次の&(アンパサンド)は文字列結合の演算子で、ここでは、REPT関数とREPT関数をつなげるという意味です。
続く、REPT("☆",5-B3)は、5からB3セルの回数(ここでは、5回)を引いた回数、文字列☆を繰り返して表示するという意味になります。
&(アンパサンド)でつなげてあるので、★と☆が連続して表示されるということになります。
なお、B3セルは5なので、★が5回となり、B4セルは4なので、★が4回、☆が1回(5引く4)となります。
列幅を調整する
今、C3セル~C7セルが選択されているので、Ctrl+Spaceと押し、C列全体を選択します。
テクニック行全体は、Shift+Spaceと押します。私は、列→カラムCOLUMN、だからCtrlの方と覚えました
そして、列幅の自動調整のアクセスキー、Alt→H→O→Iと押します。
([Alt]ほいと1つずつ順番に押してください)
すると、列幅が調整されます。
REPT関数で星★印評価が作成できました。
記事>人気投票の簡易グラフを作成する!REPT関数の基本的な使い方
記事>Excel関数で簡易な横棒グラフを作成する
おすすめ記事
- Excel関数の基本的な使い方と応用テクニック辞典(関数一覧)
- Excel 厳選ショートカットキー・印刷用・早見表PDF付き
- Windows10 厳選ショートカットキー・早見表・印刷用PDF付き
- Word 厳選ショートカットキー・印刷用・早見表PDF付き
- PowerPoint 厳選ショートカットキー・早見表・印刷用PDF付き