スケジュールなどのワークシートをつくる際、条件付き書式を使って土曜と日曜に色をつけるテクニックについては、前回の記事で紹介しました。
この記事では、5月3日、4日、5日のような祝日や振替休日、そして会社の独自の休日などにも色が付くようにするテクニックを紹介します。
参考記事
日付の横や下に自動で変わる【曜日】を表示するにはTEXT関数が便利
令和3年(2021年)の祝日・休日に自動で色がつくようにする
祝日・休日のデータを用意する
令和3年(2021年)の祝日・休日(会社の休日などを含む)のデータを用意します。
祝日・休日のデータがない場合
データがない場合は、この記事に[2021年の祝日・休日のデータ]を用意していますので、表データをドラッグして全体をコピーし、
Excel(エクセル)の新しいワークシート上で右クリック、
[貼り付け先の書式に合わせる]ボタンを選択して貼り付けてください。▼こんな感じになればOKです。
色を付けたい範囲を選択
表の最初に日付がくるセル(ここでは、A2セル)を選択します。※ほかのセルでもかまいませんが説明を簡単にするためです。
[Ctrl]+[A]もしくは、[Shift]+[Ctrl]+[*]と押して、表全体を選択します。
条件付き書式を選択
[ホーム]タブの[スタイル]グループにある[条件付き書式]をクリックします。
新しいルールの選択
[新しいルール]をクリックします。
数式を使用して、書式設定するセルを決定の選択
[数式を使用して、書式設定するセルを決定]を選択します。
[次の数式を満たす場合に値を書式設定]ボックスに、
[=COUNTIF('2021祝日一覧'!$A$1:$D$17,$A2)]もしくは、
[=COUNTIF('2021祝日一覧'!$A$1:$D$17,$A2)=1]などと入力します。
[書式]ボタンをクリックして、好みの塗りつぶし色やフォントの色を選択してください。
['2021祝日一覧'!$A$1:$D$17]の部分は、祝日・休日のデータがある場所を示しています。
ここでは、シート名を[2021祝日一覧]とし、祝日・休日のデータをA1セル~D17セルに入力しているので、こうなっています。
[$A2]の部分は、祝日・休日のデータがA列にあるので、A列を固定するために[$](ドルマーク)をAの前につけているのと、さきほど、A2セルを選択しているためです。
また、このCOUNTIF関数は、「A列のデータが祝日・休日のデータに(1つ)あるならば」という意味です。
[=COUNTIF('2021祝日一覧'!$A$1:$D$17,$A2)=1]のようにした方が理解しやすいという方は、こうしてください。
祝日・休日のセル(行)に色が付く
祝日・休日のセル(行)に色が付きます。
会社の休日、定休日などにも色を付ける
創設記念日などの会社独自の休日にも色を付けたいという場合は、祝日・休日のデータの中にその日を含めてあげるだけでOKです。
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