この記事では、時短につながるWordのショートカットキーを厳選して紹介します。
ショートカットキーは、暗記するのではなく、繰り返し使うことで自然と覚えていきます。
ここで紹介するショートカットキーは、身につけると時短効果が高いものばかりですので、まずは、意識して繰り返し使うようにしましょう。
段落の上下を入れ替える
Wordでは、「段落の位置を上下と入れ替えたい。」、「表の行を上下と入れ替えたい」という場面が数多くあります。
そんなときは、段落の上下を入れ替えるショートカットキー[ Shift +Alt + ↑・↓]が便利です。
移動させたい段落内にカーソルをおいて、[Alt]キーと[↑]キーを同時に押すと、段落ごと上の段落と入れ替わります。
移動させたい段落内にカーソルをおいて、[Alt]キーと[↓]キーを同時に押すと、段落ごと下の段落と入れ替わります。
また、Wordで作った表では、行全体の位置を入れ替えることができます。
今日の日付を入力する
Wordでは、文書の右上に、作成日や見積日、文書発出日などの日付を入力することが多々ありますよね。
そんなときには、今日の日付を入力するショートカットキー[Shift + Alt + D]を知っておく便利です。
日付を入力したい行で、[Shift + Alt + D]と押すと、初期設定では、2021/10/23のような西暦表示で日付が入力されます。
これを令和3年10月23日のように和暦表示にしたいときは、[挿入]タブのテキストグループにある[日付と時刻]ボタンをクリックし、開いた[日付と時刻]ダイアログの[言語の選択]を日本語に、[カレンダーの種類]を[和暦]にしてください。
また、日付と時刻ダイアログの右下にある[自動的に更新する]にチェックマークをつけておくと、Word文書を開くたびに、今日の日付に更新されます。
文字を右揃えにする
ショートカットキー[Shift + Alt + D]と押して、今日の日付を入力したら、右揃えにするショートカットキー[Ctrl + R]で右揃えにしましょう。
[Ctrl + R]の「R」は、「Right」の「R」と覚えるのも手です。
文字を中央揃えにする
Wordでは、タイトルや表頭の文字を中央揃えすることがよくあります。
そんなときは、文字を中央揃えにするショートカットキー[Ctrl + E]をぜひ使いましょう。
もう一度、[Ctrl + E]と押すと、元の配置に戻ります。
[Ctrl + E]の「E」は、「Center」の2文字目の「E」と覚えるのも手です。
文字を両端揃えにする
Wordでは、左揃えで文書を作成すると、右端がガタガタになってしまい見栄えが悪くなります。
左揃えではなく、両端揃えにしましょう。
文字を両端揃えにするショートカットキーは、[Ctrl + J]です。
[Ctrl + J]の「J」は、「Justification」の「J」と覚えるのも手です。
上下に画面分割して表示する
Wordで、同じ文書内の別の箇所と見比べたいときに、画面を上下に分割して表示したいときはありませんか?
そんなときは、文書の画面を中央で分割して表示するショートカットキー [Alt + Ctrl + S]を使ってください。
[Alt + Ctrl + S]と押して、中央で分割された画面は、別々にスクロールすることができます。
なお、分割位置は、中央の区切りをマウスで上下にドラッグすることで変更できます。
もう一度、[Alt + Ctrl + S]と押すと、分割前の画面に戻ります。
文字飾りや文字間隔などを設定する
1つの文字列に複数の文字書式を設定するときや、文字の間隔を開くしたり、狭くしたりするときには、[フォント]ダイアログを開くショートカットキー[Ctrl + D]が便利です。
[フォント]ダイアログでは、フォントの変更やフォントの色・サイズの変更のほか、取り消し線、二重取り消し線、影付き、中抜きなどの文字飾りも設定することができます。
書式だけをコピー・貼り付けする
文字の色や字下げなどの文字書式や段落書式だけを、コピーして貼り付けたいとき、どうしていますか?
そんなときは、書式だけをコピーするショートカットキー[Shift + Ctrl + C]と、
書式だけを貼り付けるショートカットキー[Shift + Ctrl + V]が便利です。
なお、文字書式をデフォルトの状態に戻す場合には、設定した文字書式を解除するショートカットキー[Ctrl + Space]が便利です。
名前を付けて保存する
名前を付けて保存をする際は、名前を付けて保存のショートカットキー[F12]を使ってください。
[ファイル]タブにある[名前を付けて保存]をクリックすると、(初期設定では)Backstageビューが開きますが、[F12]では、保存先を選択する画面が直接開くので、ひと手間省くことができます。
皆さんのお力添えになれば幸いです。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
おすすめ記事