文字書式だけをクリアするにはショートカットキーが便利
すべての書式をクリアボタン
リボンのホームタブの[フォント]グループには、すべての書式をクリアというボタンがあります。
このボタンを押すと、選択している範囲のすべての書式がクリアされます。
文字書式だけをクリアするにはショートカットキー
しかし、箇条書きや中央揃え、塗りつぶし、インデントなどの段落書式を残したままにしたい、フォントの種類やサイズ、太字、下線といった文字書式だけをクリアしたいというときには不向きです。
段落書式を残したまま、フォントの種類やサイズといった文字書式だけをクリアしたいという場合には、文字書式を標準に戻すショートカットキー[Ctrl]+[Space]が便利です。
このショートカットキーを押すと、厳密には、標準スタイルが適用されます。
すべての書式をクリアボタンと【Ctrl+Space】との違い
今、文字書式と段落書式を設定した文書が次のとおりあります。
すべての書式をクリアボタンを押した場合と、文字書式を標準に戻すショートカットキー[Ctrl]+[Space]と押した場合の違いを示します。
すべての書式をクリアボタンを押した場合
すべての書式をクリアボタンを押した場合には、以下のとおりになります。
字下げ、行間といった段落書式がクリアされています。
ショートカットキー[Ctrl]+[Space]を押した場合
文字書式を標準に戻すショートカットキー[Ctrl]+[Space]と押した場合には、以下のとおりになります。
字下げ、行間といった段落書式はクリアされずに残っています。
まとめ
すべての書式をクリアボタンを押した方が効率的なのか、文字書式を標準に戻すショートカットキーを使った方が効率的なのかは、状況によって異なります。
ここで紹介した内容を理解して、ぜひ実践に活用してください。
皆さんのお力添えになれば幸いです。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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