生年月日から年齢を求めるには、DATEDIF関数とTODAY関数を組み合わせて使います。
この記事では、DATEDIF関数とTODAY関数を組み合わせて生年月日から今日時点の年齢を自動計算するテクニックを紹介したあと、3月31日時点などの特定の日時点の年齢を自動計算するテクニックを紹介します。
DATEDIF関数(デイト・ディフ)関数の書式
DATEIF関数(デイト・ディフ)関数は、開始日から終了日までの期間を指定した単位で求める関数です。
[=DATEDIF( 開始日,終了日,単位 )]という書式で表します。
単位の種類
DATEDIF(デイト・ディフ)関数の単位には、次のようなものがあります。
単位の種類 | 戻り値 |
”Y” | 期間内の満年数 |
“M” | 期間内の満月数 |
“D” | 期間内の満日数 |
“YM” | 1年未満の月数 |
“YD” | 1年未満の日数 |
“MD” | 1か月未満の日数 |
生年月日から年齢を自動計算する
今、B3セル~B8セルに生年月日が入っているとします。
この情報をもとに、DATEDIF関数とTODAY関数を使って年齢を自動計算する式を作ります。
式を入力するセル範囲を選択
まずは、式を入力するC3セル~C8セルを選択します。
DATEDIF関数を入力する
次に、選択したセルに、DATEDIF関数を入力します。
DATEDIF関数は、[関数の挿入]ダイアログや[関数ライブラリ]には表示されないため、セルに直接入力する必要があります。
C3セルに=DATEDIF(B3,TODAY(),"Y")と入力し、
[Ctrl]+[Enter]と押します([Ctrl]キーを押しながら[Enter]キーを押す)。
すると、選択していたC3セル~C8セルに式が入力され、年齢が表示されます。
=DATEDIF(B3,TODAY(),"Y")の式は、[開始日]生年月日(B3)から[終了日]今日(TODAY())までの[単位]満年数("Y")という意味です。
3月31日などある時点の年齢を求めるには
3月31日などある時点の年齢を求めるには、[終了日]を2022年3月31日などとします。
C3セルの式を、=DATEDIF(B3,"2022/3/31","Y")とすると、2022年3月31日時点の年齢を求めることができます。
日付を式に直接入力するときには、日付を””(ダブルクォーテーション)で囲むのを忘れないようにしてください。
DATEDIF関数とTODAY関数を組み合わせて、生年月日から年齢を自動計算する方法については以上です。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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