空白セルにハイフン(-)やアスタリスク(*)、「欠席」といった文字列を一発(一括)で入力するテクニックを紹介します。
使うのはExcelの便利機能のひとつ[条件を選択してジャンプ]機能と、複数のセルに同じ文字列や数式を入力できるショートカットキー[Ctrl + Enter]の2つです。
やり方さえわかれば、すぐにでも使えるようになるテクニックです。
条件を選択してジャンプ機能で空白セルを選択する
空白セルの範囲を選択
ハイフン(-)やアスタリスク(*)、「欠席」といった空白セルに文字列を入力する範囲を選択します。
テクニック
文字列を入力する範囲の選択には、全選択[Ctrl + A]や表選択[Ctrl + Shift + *]のショートカットキーを使うと楽にできることが多い。
[条件を選択してジャンプ]を選択
[ホーム]タブの[編集]グループにある[検索と選択]をクリックし、[条件を選択してジャンプ]を選択します。
[選択オプション]ダイアログにある[空白セル]を選択し、[OK]をクリックします。
[空白セル]が選択される
これで選択した範囲にある[空白セル]を選択することができました。
[空白セル]に一発(一括)入力する
ハイフン(-)を入力するには
選択した[空白セル]にハイフン(-)を一発(一括)入力するには、今、アクティブになっている(選択されている)セルにハイフン(-)を入力し、[Ctrl]キーを押しながら、[Enter]を押します([Ctrl + Enter])。
これで、すべての空白セルにハイフン(-)が入力されます。
一括で右揃えや中央揃えにもできます(画像は右揃えにした場合)。
アスタリスク(*)を入力するには
選択した[空白セル]にアスタリスク(*)を一発(一括)入力するには、今、アクティブになっている(選択されている)セルにアスタリスク(*)を入力し、[Ctrl]キーを押しながら、[Enter]を押します([Ctrl + Enter])。※右揃えにしています。
「欠席」などの文字列を入力するには
選択した[空白セル]に「欠席」などの文字列を一発(一括)入力するには、今、アクティブになっている(選択されている)セルに「欠席」などの文字列を入力し、[Ctrl]キーを押しながら、[Enter]を押します([Ctrl + Enter])。
まとめ
空白セルにハイフン(-)やアスタリスク(*)、「欠席」といった文字列を一発(一括)で入力するには、[条件を選択してジャンプ]機能で[空白セル]を選択し、文字列を入力して、[Ctrl]キーを押しながら、[Enter]で確定するという手順になります。
[条件を選択してジャンプ]機能は、知っていると作業がとてもラクになる機能ですので、ぜひマスターしてください。
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