入力データは「3つの種類」
セルに入力するデータは大別して[数値][日付][文字列]の3種類に分けられます。
Excelは、この3種類を瞬時に判別しセルに格納しています。
ですから、セルに[数値]や[日付]を入力すると右揃えに、[文字列]を入力すると左揃えになります。
日付もシリアル値という数値の一種
Excelは、[日付]を[シリアル値]という数値の一種として扱っています。
日付を入力すると右揃えになるのは、このためです。
[シリアル値]というのは、1900年1月1日を「1」として、1日ごとに「1」ずつ増える数値のことです。図で表すと次のように感じになります。
このように1日で「1」ずつ増える[シリアル値]で日付を管理することで、Excelでは日付の計算が簡単にできる仕組みになっています。
1日が「1」なので、3日後は日付に「3」を足すだけで求めることができるというわけです。
ただし、日付は1900年1月1日から始まっていますので、1900年より前の日付は表示も計算もできません。
文字列は計算できない
Excelは、[数値]は計算できますが[文字列]は計算できません。
つぎのように、「円」などの単位を入れてしまうと[文字列]扱いとなり計算できなくなるので注意しましょう。
また[文字列]を右揃えにして[数値]のようにみせかけてしまうと、計算がおかしいことに気づきにくくなってしまう。
大きなトラブルになりかねないので、基本的にはおすすめしません。
ダブルクォーテーション[""]で囲む
Excelは、[=]や[@]から始まるデータを数式と判断します。
数式では、[数値]だけでなく[文字列]も扱えますが、数式に[文字列]を入れるときには必ずダブルクォーテーション[""]で囲んでください。
[&]はアンパサンドと呼ばれるセルを連結することができる[文字列演算子]です。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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