- Windows10 でスタートアップを3秒で開く方法を紹介します。
- スタートアップの場所、そして登録と削除の仕方、さらに活用の仕方も紹介します。
- ファイル名を指定して実行と単語登録を組み合わせた最も簡単な手順です。
スタートアップフォルダを3秒で開く
[ファイル名を指定して実行]を利用する
[ファイル名を指定して実行]ダイアログボックスを表示するショートカットキー[Windows]キー+[R]押します。
[ファイル名を指定して実行]ダイアログボックスが表示されるので、[名前]欄に、[shell:startup]とパスを入力して[Enter]を押します。
すると、[スタートアップフォルダ]が開きます。
次のパスがスタートアップの場所です。
C:\Users\ログインしているユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup
[shell:startup]を単語登録しておく!
効率化には、「入力したり、調べたりする時間をとにかく削る!」ことが手軽で効果の高い方法です。
「[スタートアップフォルダ]を開く時、なんて入力するんだっけ?」とならないように、[shell:startup]を単語登録しておきましょう。
単語登録の方法は、ワード(Word)やメモ帳を開いている状態で、[Ctrl]+[F7]を押します。すると、[単語登録]画面が表示されます。[よみ]は、知らないと損する!単語登録のフル活用術の記事で説明しているように、できるだけ短くしておくのがおすすめです。startupなので、[s]や[st]としておくとよいかと思います。
[よみ]を[s]にしている例
スタートアップの活用術
パソコンのスイッチを押したら、毎日使っているブラウザ(Google Chromeなど)やエクセル(Excel)、ワード(Word)、アウトルック(Outlook)などのアプリケーション、フォルダやファイルなどが自動で立ち上がるようにしておきましょう。
パソコンが起動した後に、ブラウザやアプリケーションを立ち上げる手間、立ち上がりを待つ時間を省くことができます。
方法は、[スタートアップフォルダ]に、毎日使っているインターネットブラウザ(Google Chromeなど)やエクセル(Excel)、ワード(Word)、アウトルック(Outlook)などのアプリケーション、フォルダやファイルなどの[ショートカット]を入れるだけです。
ショートカットは、ファイルやフォルダを右クリックして、[ショートカットの作成(S)]を選択すると作成されます。
[スタートアップフォルダ]に入れておくと特に便利なのは、毎日のように使う(共有)フォルダやインターネットブラウザのショートカットです。
先ほど紹介したように、[shell:startup]を単語登録しておけば、[スタートアップフォルダ]を開くのは簡単なので、仕事の進捗状況に応じて、よく使うフォルダ、よく使うファイルのショートカットを入れ替えることは難なくできます。
スタートアップから削除する方法
[スタートアップフォルダ]に[ショートカット]を入れておくと、パソコンの起動時に、[ショートカット]のアプリケーションやフォルダが立ち上がります。
良かれと思って入れておいたものが邪魔に感じるときは、[ショートカット]を[スタートアップフォルダ]から削除してください。すると、起動時に立ち上がらなくなります。
不要になったら削除したり、入れ替えたりしましょう
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[参考]すべてのユーザーに共通のスタートアップフォルダ
先ほど紹介した[shell:startup]の代わりに、[shell:common startup]と入力すると、すべてのユーザーで共通のスタートアップフォルダを開くことができます。通常は上記で紹介したユーザーのスタートアップフォルダを使用することがほとんどだと思いますが、参考までに紹介します。
なお、パスは次のとおりです。
C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\StartUp
■参考文献