土曜日・日曜日と祝日を除く営業日だけの表を作るときや、金曜日の次のセルに月曜日を表示するときには、ある日付から、土曜、日曜、祝日を除く指定した日数が経過した日を求めるWORKDAY関数を使います。
この記事では、まず、金曜日の次のセルに月曜日を表示する方法を紹介し、次に、土曜日・日曜日と祝日を除く営業日だけを表示する方法を紹介します。
WORKDAY(ワークデイ)関数の書式
WORKDAY(ワークデイ)関数は、ある日付から、土曜、日曜、祝日を除く指定した日数が経過した日を求める関数です。
[=WORKDAY( 開始日,日数,[祝日] )]という書式で表します。
金曜日の次のセルに月曜日を表示する
Excelで表を作るとき、金曜日の次のセルを月曜日にしたいと思うことはありませんか。
例えば、以下のような表です。
このような表は、WORKDAY関数を用いると実に簡単に作ることができます。
開始日(基準となる日付)を入力する
まずは、開始日(基準となる日付)を入力します。
ここでは、A3セルに11/1と入力し、確定します。
WORKDAY関数を入力する
次に、A4セル以下のセルに、WORKDAY関数を入力します。
ここでは、A4セル~A11セルにWORKDAY関数を入力するので、A4セル~A11セルを選択します。
A4セルに、=WORKDAY(A3,1)と入力し、
[Ctrl]+[Enter]と押します([Ctrl]キーを押しながら[Enter]を押す)。
すると、選択していたA4セル~A11セルにWORKDAY関数が入力されます。
11/5(金曜日)が入力されたA7セルの次のセル、A8セルには、11/8(月曜日)が入力されています。
=WORKDAY(A3,1)は、A3セル(2021/11/1)から1日が経過した平日、つまり、A3セルの翌営業日という意味です。
2021/11/1は月曜日なので、11/2(火曜日)が返されます。
なお、11/1(月)という日付と曜日を同時に表示する方法を知りたいという方は、日付の表示形式を【表】にしました!【設定方法】が一目でわかるPDF付きの記事で詳しく説明していますので、ご覧ください。
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