この記事では、ExcelのIF関数で「空白でない場合」「空白でなければ」という条件式を書く、簡単テクニックを紹介します。
IF関数で「空白でない場合」・「空白でなければ」の書き方
IF(イフ)関数で、「空白の場合」・「空白ならば」という条件式は、=IF(●●="",・・・ というふうに書きますよね。
これは、「""」というダブルクォーテーション2個が「空白」を意味することを利用したものです。「空白の場合」・「空白ならば」という条件式の場合もこれを利用します。
【人気記事】職場の誰も教えてくれない!IF関数で「空白」だったら「空白」にする式の書き方をわかりやすく解説
[等しくない]を意味する比較演算子<>を使う
Excelで、[≠](ノットイコール・等しくない)を表現するには、比較演算子<> を使います。比較演算子<> は、半角の[<](小なり記号)と半角の[>](大なり記号)を続けて入力します([<]は読点[、]に、[>]は句点[。]のキーにあると思います)。
比較演算子<> を使って、IF関数で「空白でない場合」・「空白でなければ」を書く方法には、=IF(●●<>"", と書きます(●●の部分は適宜セル参照に置き換えてください)。
「空白と等しくない」というニュアンスですね。
IF関数で「空白でない場合」・「空白でなければ」の例
今、次のような表があり、C列の販売数に数字が入力されたところだけに、販売額を表示したいとします。
C列のセルが「空白でない場合」・「空白でなければ」、価格×販売数、そうでなければ「空白」という式であれば、D2セルに =IF(C2<>"",B2*C2,"") と入力し、D8セルまで数式をコピーします。
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